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ご挨拶

新たな価値への挑戦。
時代の変容に見合った紙器の印刷サービスとは。

皆々様のおかげをもちまして、当社も設立より半世紀が過ぎる企業として今日に至ることができました。
得意先様をはじめ、日頃よりお世話になっている全ての方々に心から感謝申し上げます。
これまで以上に顧客満足の追求に励み、社業に精進して参る所存です。

さて、日本国内における印刷業界は、産業としての成長曲線が頂点に近づきつつあり、
近い将来から徐々に縮小傾向へ転じるとも言われています。
情報媒体としての価値、流通資材としての価値、消費喚起を目的とした商材としての価値。
これまで紙媒体が担ってきたこれらの役割は、
現代社会のさまざまな変容に伴い他の媒体へと移りつつあります。

当社はこれまで、事業の100%を紙器の製造関連に費やしてきました。
先に述べた状況を鑑み、今後の事業展開をどのように考えるかが問われていますが、
「これまでと変わらず、紙器の製造業に従事し続けよう」と考えております。
ただし、これまでと同様のサービス提供の在り方では今後の成長を期待することはできません。
これからの印刷業界で生き残るためには、自らが付加価値を創造し、
顧客に提供できるチカラを備える必要があります。

世の中を俯瞰することで、印刷物あるいは紙器に対する社会的ニーズがまだまだ見えてくるはずです。
これまでの常識や慣例に縛られず、それらを乗り越え、新しい当社の価値を生み出すことにより、
社会をリードする企業としてさらなる進化を続けて参りたいと考えております。

代表取締役 丸山 友寛